会計ソフトを導入したいけど……どれを選べばいいのかわからん!!
代表的なクラウド会計ソフトは『freee』『マネーフォワード』『弥生会計』の3社だよね!
フリーランスである私自身が、フリーランス目線での料金や使いやすさ、サポート体制の質など、12項目に渡り徹底比較した上でこの記事にまとめてみました。
この記事を読むことであなたにぴったりのクラウド会計ソフトが見つかるはず…!
freee、マネーフォワード、弥生会計のそれぞれの特徴を比較
freee | マネーフォワード | 弥生会計 | |
---|---|---|---|
料金 | 【スターター】 1,628円/月 12,936円/年 【スタンダード】 2,948円/月 26,136円/年 【プレミアム】 43,780円/年 | 【パーソナルミニ】 1,078円/月 10,560円/年 【パーソナル】 1,408円/月 12,936円/年 【パーソナルプラス】 39,336円/年 | 【白色申告】 フリープラン 0円 ベーシックプラン 10,120円/年 トータルプラン 18,480円/年 【青色申告】 セルフプラン 9,680円/年 ベーシックプラン 15,180円/年 トータルプラン 26,400円/年 |
帳簿の自動作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
申告書の作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
主な連携先 | 【クレジットカード】 JCBカード 三井住友VISAカード dカード PayPayカード セゾンカード 楽天カード などのあらゆる カードと連携可能 【銀行口座】 全国のあらゆる メガバンク、地方銀行、 ネット銀行など ※楽天銀行は連携不可 【決済サービス】 Airレジ Amazonセラーセントラル スマレジ BASE Shopify PayPal POS+ ユビレジ Uレジ FOOD Kintone など 3,630件以上のサービスと連携しており、クラウド会計ソフトにおける同期連携サービス数日本一! | 【クレジットカード】 JCBカード 三井住友VISAカード dカード PayPayカード セゾンカード 楽天カード などのあらゆる カードと連携可能 【銀行口座】 全国のあらゆる メガバンク、地方銀行、 ネット銀行など 【決済サービス】 Airレジ Amazonセラーセントラル クラウドワークス ランサーズ BASE PayPal もしもアフィリエイト スペースマーケット カラーミーショップ ユビレジ スマレジ POSCO など フリーランスに嬉しい連携先がたくさん! | 【クレジットカード】 JCBカード 三井住友VISAカード dカード PayPayカード セゾンカード 楽天カード などのあらゆる カードと連携可能 【銀行口座】 全国1,100件以上の メガバンク、地方銀行、 ネット銀行など 【決済サービス】 Airレジ スマレジ ユビレジ Uレジ ぐるなびPOS+ Zaim Moneytree Misoca など 2,500以上の金融機関と連携! |
サポート | ・メール ・チャット ・電話 ・乗り換え代行 ・税務調査 プレミアムプランだと、電話サポートや他会計ソフトからの乗り換えのサポートを無料で受けられる。 追加料金で税務調査への対応も可能。 | ・メール ・チャット ・電話 チャットで解決できない場合は電話でもサポートを受けられる。 | ・メール ・電話 ・業務相談 安価で電話サポートが利用できるのが特徴。 トータルプランなら業務相談も可能! |
電子申告(e-Tax) | ◯ | ◯ | ◯ |
への対応 | 電子帳簿保存法◯ | ◯ | ◯ |
インボイス制度への対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
スマホアプリ | ◎ | ◯ | ◯ |
メンバーの追加 | 3名まで無料 4名以上はプランごとのメンバー追加料金にて無制限に招待可能 | 3名まで無料 4名以上はプランごとのメンバー追加料金にて無制限に招待可能 | 3名まで無料 4名以上はプランごとのメンバー追加料金にて無制限に招待可能 |
無料お試し期間 | 初月無料 | 初月無料 | 白色申告はずっと無料 青色申告は初年度無料 |
freee、マネーフォワード、弥生会計、それぞれの料金とプランを比較
freeeの料金とプラン別のできること
スターター | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|
1,628円/月 12,936円/年 | 2,948円/月 26,136円/年 | 43,780円/年 年契約のみ! |
・確定申告書の作成・出力 ・銀行口座やクレジットカードとの同期 ・請求書の作成 ・領収書の写真から仕訳データ自動取得(月5枚まで) ・メール&チャットサポート | ・スタータープランでできることすべて ・領収書の写真から仕訳データ自動取得(制限なし) ・メール&チャットサポート(優先対応) ・消費税申告 ・レポートの閲覧 ・ | ・スタンダードプランでできることすべて ・電話サポート ・税務調査サポート補償 |
【こんな人にオススメ!】 ・freeeを安くで試してみたい ・最低限の機能でいい | 【こんな人にオススメ!】 ・レシート類のスキャナ保存をしたい ・メールやチャットで問い合わせをよくする ・消費税の申告をやりたい ・レポートを見てしっかり事業の資金状況を把握したい | 【こんな人にオススメ!】 ・帳簿付けに不安があるので電話でもサポートを受けたい |
スタータープランとスタンダードプランは年契約だと割安に。
プレミアムプランの一番の魅力はサポートにありそうですね。
私はスタンダードプランで契約をしています!
初月無料
マネーフォワードの料金とプラン別のできること
パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス |
---|---|---|
1,078円/月 10,560円/年 | 1,408円/月 12,936円/年 | 39,336円/年 年契約のみ! |
・確定申告書の作成・出力 ・銀行口座やクレジットカードとの同期 ・請求書の作成 ・領収書の写真から仕訳データ自動取得(月5枚まで) ・メール&チャットサポート | ・パーソナルミニプランでできること全て ・消費税の集計と申告 ・レポート機能 ・請求書の毎月自動作成 ・郵便、メール送信の一括操作 ・振込データの作成 | ・パーソナルプランでできること全て ・電話でのサポート |
【こんな人にオススメ!】 ・マネーフォワードを安くで試してみたい ・最低限の機能でいい | 【こんな人にオススメ!】 ・消費税の申告もやりたい ・毎月の請求書や見積書作成の作業を効率化させたい ・メールの一括送信の作業をラクにしたい | 【こんな人にオススメ!】 ・帳簿付けに不安があるので電話でもサポートを受けたい |
こちらも年契約だと割安になります。
パーソナルプラスプランは、基本的にパーソナルプランに電話サポートを追加しただけのようですね。
初月無料
弥生会計の料金とプラン別のできること
白色申告
フリープラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
---|---|---|
0円 | 10,120円/年 | 18,480円/年 |
・確定申告書の作成・出力 ・銀行口座やクレジットカードとの同期 ・請求書の作成 | ・フリープランでできること全て ・電話、メール、チャットサポート ・福利厚生サービス | ・ベーシックプランでできること全て ・仕訳や確定申告の相談 ・経理業務相談 |
【こんな人にオススメ!】 ・とにかくお金をかけたくない ・最低限の機能でいい ・ある程度知識がある | 【こんな人にオススメ!】 ・電話やメールでのサポートを受けたい | 【こんな人にオススメ!】 ・経理業務に関する相談もしたい |
弥生会計白色申告の一番の特徴は、ずっと無料のフリープランがあること!
使える機能に制限はありますが、「最低限の帳簿付けさえできればOK」という方には十分使えます!
今エクセルや手書きで帳簿付けを行っている人は、ぜひ乗り換えを検討してみてほしいです。
ずっと無料
青色申告
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
---|---|---|
9,680円/年 | 15,180円/年 | 26,400円/年 |
初年度無料! | 初年度 | 初年度 |
・確定申告書の作成・出力 ・銀行口座やクレジットカードとの同期 ・請求書の作成 ・福利厚生サービス | ・セルフプランでできること全て ・電話、メール、チャットサポート | ・ベーシックプランでできること全て ・仕訳や確定申告の相談 ・経理業務相談 |
【こんな人にオススメ!】 ・お金をかけずに青色申告をしたい ・最低限の機能でいい ・ある程度知識がある | 【こんな人にオススメ!】 ・電話やメールでのサポートを受けたい | 【こんな人にオススメ!】 ・経理業務に関する相談もしたい |
freeeとマネーフォワードと大きく違うのは、1年間も無料でお試しができるということ。
そして初年度割引があるのも他2つとは違いますね。
そして電話でのサポートが最安で受けられるのも特徴です。
安い分、freeeやマネーフォワードに比べて機能はシンプルですが、ある程度知識のある人であれば十分に使いこなせます。
1年間無料
帳簿付け・自動仕訳・取引登録
freeeの取引入力
↓freeeの取引登録画面はこんな感じ。
このように取引を入力するだけで、自動で複式簿記で記帳してくれます。
直感的に使えそうですね!
↓また、直接振替伝票での取引登録もできます。
簿記・会計に慣れている方はこちらの方が使いやすいかもしれません。
特徴としては、振替伝票のテンプレートを登録することができます。
同じ取引を何度もする場合、テンプレートを使えば作業時間を短くすることが可能です。
初月無料
マネーフォワードの取引入力
マネーフォワードの取引登録画面はこんな感じ。
↓こちらは『簡単入力』
こちらもfreeeと似たような感じですね!
取引を登録するだけで、自動で複式簿記での記帳をしてくれます。
こちらも直感的に操作が可能です。
↓また、直接振替伝票として登録ができる画面もあります。
簿記の知識がある方はこちらの方が使いやすいかもしれません。
また、freeeと同じようにテンプレート(=仕訳辞書)の使用も可能です。
同じ取引を何度もする場合、テンプレートを使えば作業時間を短くできます。
初月無料
弥生会計の取引入力
弥生会計オンライン(青色申告)の取引登録画面はこんな感じ。
↓こちらは『かんたん取引入力』。
こちらもfreee、マネーフォワードと同じで、取引を入力するだけで自動的に複式簿記での記帳をしてくれます。
また、直接複式簿記での仕訳を登録できる画面もあります。
freee、マネーフォワードと違うところは『仕訳例を探す』機能が付いているところ。
「この仕訳、どうやればいいのかわからない…」という場合に、わざわざググらなくても会計ソフト上で解決ができそうです。
1年間無料
正直、このあたりは細かい違いはあれど3社大きく差はないかなと思います!
ただ、freeeのみ補助科目が入力できません。
補助科目も使いたい!という人はマネーフォワードや弥生会計、どちらかの選択になりそうです。
「どれが使いやすいのかわからない…」という場合は、実際に触ってみるのが一番手っ取り早いと思います!
3社すべて無料でお試しができるので、お金はかかりませんよ◎
確定申告書・決算書の作成
freeeの確定申告
freeeでの確定申告は主に4ステップ。
主に◯✕に答えるだけで申告書が作成できます。
専門知識がまったくなくても確定申告書や決算書が作成できるので、会計初心者にやさしいという印象です!
また、アプリを使えばスマホだけで確定申告書の作成も可能です。
初月無料
マネーフォワードの確定申告
マネーフォワードでの確定申告は主に4ステップ。
freeeは◯✕の質問に答えるだけでしたが、マネーフォワードでは自分で情報を入力する必要があります。
「知識も自信もない…」という人はfreeeを選んだほうが無難かもしれません。
また、取引データを『マネーフォワードME』という家計簿アプリから引っ張って確定申告に使うこともできます。
アプリを使えば、スマホだけで確定申告書の作成も可能です。
初月無料
弥生会計の確定申告
弥生会計での確定申告は主に4ステップ。
freeeは◯✕の質問に答えるだけでしたが、マネーフォワードと同じように弥生会計でも自分で情報を入力する必要があります。
「知識も自信もない…」という人はfreeeを選んだほうが無難かもしれません。
やはり弥生会計は値段も安い分シンプルで、ある程度知識のある人向けという印象を受けますね。
1年間無料
連携できるサービス
freeeの連携サービス
代表的な連携先は以下のものです。
freeeはとにかく、連携できるサービスが他2社に比べダントツで多いです。
連携できるアプリも多く、LINEやChatwork、Slackなどに入出金を通知したり、Googleスプレッドシートに取引データを自動で連携させたりする機能もあります。
ただし気をつけたいのが、freeeは楽天銀行との連携ができないこと。
メイン事業口座が楽天銀行の人はマネーフォワードか弥生会計を選ぶことをオススメします。
対応している金融機関やクレジットカードはこちらのページに、連携できるアプリ一覧はこちらのページに載っているので、ご自身が使いたいサービスが連携しているかどうか参考にしてみてください。
初月無料
マネーフォワードの連携サービス
代表的な連携先は以下のものです。
マネーフォワードは、ランサーズやクラウドワークス、A8.netなど、フリーランスがよく使うサービスとの連携ができることが特徴です。
freeeほど痒いところに手が届かない印象ですが、マネーフォワード独自の連携サービスがたくさんあるので、それを魅力に感じる人は多いかと思います。
連携サービス一覧は、ログインをしないと見れないようでした。
気になる方は一度無料会員登録をしてチェックしてみてください。
初月無料
弥生会計の連携サービス
代表的な連携先は以下のものです。
特徴としては、弥生会計はfreeeとマネーフォワードに比べて連携できる決済サービスが圧倒的に少ないです。
クラウドワークスやECショップの管理サイトなどと連携させたい場合、freeeかマネーフォワードのどちらかを選んだほうがいいかもしれません。
詳しくは公式サイトに一覧があるので、参考にしてみてください。
1年間無料
サポート
freeeのサポート
freeeはメール、チャット、電話でのサポートを行っています。
【メールサポート】
スターター | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
通常メールサポート※1 | ◯ | ◯ | ◯ |
お急ぎメールサポート※2 | ✕ | ◯ | ◯ |
※1 問い合わせてから3営業日以内の返信
※2 問い合わせてから1営業日以内の返信
サポート対応時間を気にせずいつでも問い合わせができるメールサポート。
スタータープランだとお急ぎメールサポートが使えないので、頻繁にメールで問い合わせたい人はスタンダードプラン以上で契約をしましょう。
【チャットサポート】
スターター | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
チャットボット※1 | ◯ | ◯ | ◯ |
有人チャットサポート※2 | ◯ | ◯ | ◯ |
※1 24時間365日対応の自動サポート
※2 営業時間内での有人サポート
チャットサポートは全てのプランで利用可能です。
【電話サポート】
スターター | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
電話サポート | ✕ | ✕ | ◯ |
電話でのサポートを受けられるのはプレミアムプランのみです。
「文章だけじゃ上手く伝えられる気がしない」
「手厚いサポートを受けたい」
こんな人はプレミアムプランで契約するといいでしょう。
初月無料
マネーフォワードのサポート
マネーフォワードはメール、チャット、電話でのサポートを行っています。
【メールでのサポート】
パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス | |
---|---|---|---|
メールサポート | ◯ | ◯ | ◯ |
【チャットでのサポート】
パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス | |
---|---|---|---|
チャットサポート | ◯ | ◯ | ◯ |
基本的にAIチャットボットの対応ですが、営業時間内であれば有人オペレーターへ接続することが可能です。
【電話でのサポート】
パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス | |
---|---|---|---|
電話サポート | ✕ | ✕ | ◯ |
こちらもfreeeと同じく、一番高いプランでのみ電話サポートが受けられます。
「文章だけじゃ上手く伝えられる気がしない」
「手厚いサポートを受けたい」
こんな人はパーソナルプラスプランで契約するといいでしょう。
初月無料
弥生会計のサポート
【メールでのサポート】
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
---|---|---|---|
メールサポート | ✕ | ◯ | ◯ |
【チャットでのサポート】
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
---|---|---|---|
チャットサポート | ✕ | ◯ | ◯ |
【電話でのサポート】
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
---|---|---|---|
電話サポート | ✕ | ◯ | ◯ |
弥生会計の場合、セルフプランにサポートは付いていません。
安い分、「自分でなんとかできる人向け」のプランですね。
また、freee・マネーフォワードと違い真ん中のベーシックプランから電話サポートが付いているのも特徴です。
1年間無料
e-taxによる電子申告への対応
65万円の青色申告特別控除を受けるためには、e-taxによる電子申告が必要です。
賢く節税するために、必ず電子申告をしよう!
青色申告のメリットについては以下の記事で詳しく解説しています。
また、e-taxによる電子申告を行うにはマイナンバーカードが必要なので、今のうちに発行しておきましょう!
freeeのe-tax
対応しています。
『freee電子申告開始ナビ』を利用して、事前にセットアップしておくだけ!
画面に従って進めるだけで電子申告が可能です。
freee電子申告開始ナビはスマホアプリもあるので、スマホだけで電子申告をすることも可能です。
初月無料
マネーフォワードのe-tax
対応しています。
確定申告書の作成画面で、xtx形式のファイルをダウンロードし、e-Taxソフトへインポートします。
マネーフォワード上だけで完結するわけではないので、このあたりが「苦手」「よくわからない」という方は別のソフトを選ぶほうが無難かもしれません。
もしくはマネーフォワード確定申告アプリを使えば、スマホだけで電子申告をすることも可能です。
初月無料
弥生会計のe-tax
対応しています。
弥生会計上で申告データを作成し、『確定申告e-taxオンライン』を起動して送信します。
また、『弥生 電子署名』アプリを使えばスマホで電子申告をすることも可能です。
初年度無料
スマホアプリ
freeeのスマホアプリ
『freee会計』アプリで取引の入力から確定申告書類の作成まで行えます。
このように家計簿を付ける感覚で取引の入力ができます。
また、取引のテンプレートも登録しておけるので、一つずつ取引を手入力する必要がないところも嬉しい機能の一つです。
スマホアプリのみで確定申告書類を作成することも可能です。
「パソコンで作業するのが苦手」「パソコンを持っていない」という人でも、freeeアプリは使いやすいと思います!
初月無料
マネーフォワードのスマホアプリ
『マネーフォワードクラウド・確定申告』アプリで取引の入力から確定申告書類の作成まで行えます。
マネーフォワードアプリの特徴は、取引の登録方法が2種類あること。
一つは家計簿感覚で入力できる『かんたん入力』。
こちらは一つの取引を登録するために何度もタップする必要があるので、面倒に感じる人もいるかもしれません。
私は正直freeeの方が使いやすいと思ったかな…
もう一つは『振替伝票入力』。
簿記の形のまま取引の登録ができます。freeeと弥生会計にはない機能です。
また、マネーフォワードアプリもスマホのみで確定申告書の作成を行うことができます。
「スマホでも取引を振替伝票の形で入力したい」という人はマネーフォワード一択になると思います。
初月無料
弥生会計のスマホアプリ
『弥生 申告』アプリで取引の入力を行うことができます。
弥生会計の場合、アプリでできることは取引の入力のみで、確定申告書類の作成までは対応していません。
こちらも他2社と同じように、家計簿感覚で取引を登録することができます。
弥生の場合も、一つの取引入力が3ページに渡っているため、面倒に感じる人もいるかもしれません。
確定申告書の作成はパソコンから行う必要があるので、スマホしか持っていない人の選択肢からは自動的に外れるかなと思います。
1年間無料
アプリの使いやすさ・幅広さは正直freeeが圧勝かも…。
電子帳簿保存法への対応
freeeの電子帳簿保存法への対応
完全対応しています。
レシートや領収書は、『freee会計』アプリから撮影するだけで、その場で捨てられるので便利です。
私は財布の中を紙でごちゃごちゃさせたくないので、この方法を採用しています。
会計帳簿も電子のまま保存でOKなので、完全ペーパーレスが実現します!
初月無料
マネーフォワードの電子帳簿保存法への対応
完全対応しています。
マネーフォワードも、『マネーフォワード クラウド経費』アプリで撮影するだけでレシートや領収書を紙で保存する必要がなくなります。
ただし、『マネーフォワード クラウド経費』アプリは、取引入力と確定申告書類の作成ができる『マネーフォワードクラウド・確定申告』とはまた別のアプリ。
使い分けが必要なので、面倒に感じる人もいるかもしれません。
会計帳簿も電子のまま保存でOK。
ペーパーレスでスマートな会計業務を行えます!
初月無料
弥生会計の電子帳簿保存法への対応
完全対応しています。
弥生会計も、『弥生 レシート』アプリで撮影するだけでレシートや領収書を紙で保存する必要がなくなります。
ただし、『弥生 レシート』アプリは、取引入力と確定申告書類の作成ができる『弥生 申告』とはまた別のアプリ。
使い分けが必要なので、面倒に感じる人もいるかもしれません。
会計帳簿も電子のまま保存でOK。
ペーパーレスでスマートな会計業務を行えます!
1年間無料
やっぱりアプリに関してはfreeeが一番使い勝手いいと思う!
インボイス制度への対応
freeeのインボイス制度への対応
対応しています。
・インボイスの発行
・OCRでの受領したインボイスの情報の読み取り
・スマホからの連続登録
・経過措置をふまえた税区分の自動判定
・インボイス制度に対応した消費税申告、電子申告
さすが大手、インボイス制度への対応もバッチリですね!
初月無料
マネーフォワードのインボイス制度への対応
対応しています。
・インボイスの発行
・OCRでの受領したインボイスの情報の読み取り
・インボイス発行事業者番号の登録・管理
・インボイス発行事業者の照合
・経過措置に対応した仕入税額控除計算機能
・インボイス制度に対応した消費税申告、電子申告
もちろんマネーフォワードも対応準備はバッチリです!
初月無料
弥生会計のインボイス制度への対応
対応しています。
・インボイスの発行
・インボイスの判別
・インボイス発行事業者の照合
・税区分ごとの仕訳入力
・インボイス制度に対応した消費税申告、電子申告
弥生会計も同じくバッチリ対応。
1年間無料
細かな機能の違いはあるはずですが、大まかな機能は3社とも似た対応かと思います!
メンバーの追加
税理士さんや経理スタッフとデータを共有するのに役立つ機能です。
freeeのメンバー追加
基本的に、3名まで無料で招待できます。
4名以上はプランごとのメンバー追加料金にて無制限に招待が可能です。
プランごとによる条件は以下のとおりです。
スターター | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|
freeeアドバイザー制度加入者以外はメンバー追加不可 | 4人目以降、 1人あたり ・月払い440円 ・年払い3960円 | 4人目以降、 1人あたり ・年払い3960円 ※年払いのみ! |
初月無料
マネーフォワードのメンバー追加
基本的に、3名まで無料で招待できます。
4名以上はプランごとのメンバー追加料金にて無制限に招待が可能です。
マネーフォワードの場合、プランによる違いはなく、4人目以降1人追加ごとに月額330円がかかります。
初月無料
弥生会計のメンバー追加
基本的に、3名まで無料で招待できます。
4名以上はプランごとのメンバー追加料金にて無制限に招待が可能です。
やよいの白色申告オンラインの場合
フリープラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
---|---|---|
無料 | 4人目以降、 1人あたり 月額770円 | 4人目以降、 1人あたり 月額1540円 |
ずっと無料
やよいの青色申告オンラインの場合
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
---|---|---|
4人目以降、 1人あたり 月額770円 | 4人目以降、 1人あたり 月額1210円 | 4人目以降、 1人あたり 月額2200円 |
弥生会計は基本料金が安い分、オプション料金が他2社よりも高くなる傾向にあるのかもしれません。
ただ、白色申告のフリープランはライセンス追加も無料なところが嬉しいですね!
1年間無料
無料お試し期間
その会計ソフトにも無料お試し期間が設けられています。
『自分に合う会計ソフトがどれかわからない…』という方は、全て無料で試してみて、一番使いやすいものを使い続けるという手もあります。
百聞は一見に如かず。
試してみるのが一番早い!
freeeの無料期間
1ヶ月間、有料プランを無料で使うことができます。
その後はお金を払わなければ、無料プランに移行します。
つまり、お金を払わずにずっと登録し続けることが可能です。
マネーフォワードの無料期間
1ヶ月間、有料プランを無料で使うことができます。
その後はお金を払わなければ、無料プランに移行します。
つまり、お金を払わずにずっと登録し続けることが可能です。
弥生会計の無料期間
白色申告ならずっと無料、青色申告は1年間無料で使うことができます。
ただし、無料で使えるのは両方ともセルフプランのみです。
フリーランスへの一番のおすすめは?
大手3社のクラウド会計ソフトは、どれも一長一短なので自分の目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
freeeはこんな人におすすめ
freeeは機能が充実していて、経理初心者に優しいクラウド会計ソフトです。
・個人事業主/副業1年目で経理業務のことが何もわからない
・ECショップを運営していて、入出金をしっかり管理したい
・パソコンよりもスマホで操作したい
初月無料
マネーフォワードはこんな人におすすめ
マネーフォワードもfreee同様、経理初心者でも使いやすいクラウド会計ソフトです。
・アフィリエイトでの収入がある
・クラウドソーシングでの受発注をよくする
初月無料
弥生会計はこんな人におすすめ
弥生会計は、お財布に優しい分使える機能も限られているクラウド会計ソフトです。
・とにかくコスパよく使えるソフトを探している
・白色申告だけど、エクセルや手書きの管理から卒業したい
・ある程度経理の知識があるので、機能はシンプルでいい
ずっと無料
1年間無料
まとめ
クラウド会計ソフトの代表的な3社を様々な面で比較してみました。
あなたに合うソフトは見つかりましたか?
どれも良さそうで、選べないよ〜!!
そんな人は、3つともお試しで無料登録してみるのもアリだよ!
百聞は一見に如かず。
実際に触ってみると、
「自分はどれが一番使いやすいと感じるのか?」
「自分にはどれが一番合っているのか?」
が実感できると思います!
また、会計ソフトの導入が済んだら節税対策も気にかけたいところ。
フリーランスができる節税対策を以下の記事にまとめていますので、気になる方は読んでみてくださいね。
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